Description
トラジャのコピルアクとは:スラウェシの高地が育てる一杯
トラジャのコピルアクは、インドネシア・スラウェシ島南部の山あいで育ったアラビカ種のコーヒーチェリーを、野生のジャコウネコ(マレージャコウネコ)が選んで食べ、その後に回収された豆から生まれるコーヒーです。スラウェシのコピルアクのなかでも、Kopiluwak Coffeeのトラジャ ルワックは、ナッツやバニラを思わせるやわらかな香りと、ハーブやスパイスを感じさせる爽やかな後味が持ち味です。
トラジャ族が受け継ぐコーヒーの産地
トラジャ地方は南スラウェシ州の山あいに広がる地域で、トラジャ族の人々が暮らしています。舟形の屋根を持つ伝統家屋「トンコナン」で知られるこの土地では、昔ながらの方法でコーヒーが育てられてきました。日本でも「トラジャ」はコーヒーの産地名として古くから親しまれており、トラジャのアラビカコーヒーはインドネシアの地理的表示(GI)「Kopi Arabika Toraja」にも登録されています。
ジャコウネコが関わるこのコーヒーそのものがどのように始まったのかは、インドネシアで生まれた歴史の記事でご紹介しています。
野生のジャコウネコが選ぶ完熟の実
ジャコウネコは夜行性の小さな哺乳類で、よく熟した甘い実を選んで食べます。実が体内を通るあいだに、天然の酵素が豆のタンパク質の一部を変化させることが研究で報告されており、これが独特のなめらかな口当たりにつながると考えられています。回収した豆は、洗浄、脱殻、乾燥、焙煎の工程を経て製品になります。一連の作り方は別の記事で詳しく解説しています。
トラジャコーヒーの特徴とテイスティングノート
野生のジャコウネコを経たトラジャコーヒー豆を、当社では次のように評価しています。
香り・風味・酸味・ボディ
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 香り(フレグランス/アロマ) | フレッシュなナッツ、バニラ、チョコレート、やさしいアーモンド |
| 風味(フレーバー) | ハーブ、爽やかさ、スパイス |
| 酸味 | 穏やか〜中程度 |
| ボディ | 軽やか〜マイルド |
重い苦味よりも、軽やかな口当たりとすっきりした余韻を楽しみたい方に向いた一杯です。実際に飲んだときの印象は、味わいの解説記事も参考にしてください。
規格
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| スクリーンサイズ | 15〜18 |
| 水分値 | 最大13% |
| トリアージ(Triage) | 最大6〜8% |
| 欠点数 | 6〜8 |
| 内容量 | 1kg |
| SKU | TL1 |
お選びいただける4つの形態
| 形態 | こんな方におすすめ |
|---|---|
| パーチメント | 保管や脱殻を自社で行いたい輸入業者・焙煎所 |
| 生豆(グリーンビーン) | 自家焙煎で個性を引き出したいロースター |
| 焙煎豆 | 豆のまま保存し、飲む直前に挽きたい方 |
| 粉(挽いた豆) | 届いてすぐに淹れて楽しみたい方 |
トラジャコーヒーの生豆は、焙煎度によってナッツやバニラの香りの出方が変わるため、ロースターの腕を生かしやすい豆です。焙煎豆や粉をご家庭で楽しむ場合は、飲み方のガイドをご覧ください。
自社で回収し、品質を確かめてからお届けします
自社の土地で、野生のジャコウネコから直接回収
トラジャ ルワックの豆は、自社の土地を自由に歩き回る野生のジャコウネコから、経験を積んだ自社チームが直接回収しています。外部の請負業者や飼育施設は介在しません。ジャコウネコを檻で飼育する生産方法には倫理面の問題が指摘されており、当社は野生回収にこだわっています。回収から出荷までの工程は、国際的な品質基準に沿った衛生的な環境で管理しており、野生回収であることは認証でご確認いただけます。
Qグレーダーによるカッピングと格付け
すべてのロットは、認定Qグレーダーがカッピングを行い、スコアが80点以上であることを確かめてから出荷しています。担当するヘリー・セティアワン(Herry Setiawan)は、SCA(スペシャルティコーヒー協会)の資格を持ち、国際的なコーヒー競技会の審査員も務めています。
洗浄と衛生管理
回収した豆は入念に洗浄し、殺菌処理を行ったうえで出荷します。産地の個性はそのままに、安心して扱える状態でお届けすることを大切にしています。
価格・まとめ買い割引・ご注文について
価格は1kgあたり35〜78米ドルです(形態によって異なります。送料別)。
まとめ買い割引
| ご注文数量 | 割引額(1kgあたり) |
|---|---|
| 1〜20kg | — |
| 21〜50kg | 5米ドル |
| 51〜100kg | 10米ドル |
ご注文時の注意事項
- 最低ご注文金額は100米ドルです。
- 生豆とパーチメントのご注文には、植物検疫・検疫関連書類の費用として1注文につき28米ドルを申し受けます。
- 表示価格はすべて1kgあたりで、送料は含まれていません。
- PayPalでのお支払いには7%の手数料がかかります。
サンプルのご用意
「まずは味を確かめたい」という方には、100米ドルのデポジットでサンプル(350g)をお送りします。デポジットは本注文の際に代金から差し引かれます。詳しくはサンプルポリシーをご覧ください。
まとまった数量のご注文や、継続的な仕入れのご相談は、卸売のご案内またはWhatsAppからお気軽にどうぞ。
よくある質問
トラジャのコピルアクは、普通のトラジャコーヒーと何が違いますか?
産地は同じトラジャ地方でも、コーヒーチェリーを選ぶのが人ではなく野生のジャコウネコだという点が大きな違いです。よく熟した実が選ばれ、体内で自然な変化を経るため、なめらかで苦味の穏やかな一杯になりやすいのが特徴です。回収できる量がごく限られるため、価格も通常のトラジャコーヒーとは大きく異なります。
アチェ ガヨ ルワックとは、どう選び分ければいいですか?
どちらも野生のジャコウネコから回収したルワックですが、産地が異なります。トラジャ ルワックはスラウェシ島南

部の山あい、アチェ ガヨ ルワックはスマトラ島北部・アチェ州中部の高地で生まれます。インドネシアの島ごとの違いを踏まえて、お店で伝えたい産地の物語やメニューの構成に合わせてお選びください。飲み比べてから決めたい場合は、サンプルのご利用が便利です。
偽物ではないことは、どのように確かめられますか?
回収方法の説明、産地の具体性、証明書の有無、焙煎日や包装日の表示を確認するのが基本です。当社では、野生回収であることを示す認証書をご用意しているほか、ロットごとのカッピング結果に基づいて品質を管理しています。
価格は何によって決まりますか?
希少性、手作業での回収、洗浄や選別にかかる手間、証明書類の発行、そして形態(パーチメント・生豆・焙煎豆・粉)によって決まります。檻で飼育されたジャコウネコ由来の豆や、普通の豆を混ぜた商品が安く出回ることもあるため、相場より極端に安い商品には注意が必要です。
日本へ生豆を輸入するとき、どんな手続きが必要ですか?
加熱加工されていないコーヒー生豆は、日本への到着時に植物検疫の対象となります。販売を目的として輸入する場合は、食品衛生法にもとづく輸入届出も必要です。手続きの概要はジェトロの解説で確認できます。ご不明な点は、ご注文前にお気軽にお問い合わせください。
産地の個性と品質管理の両方を大切にしたトラジャ ルワックを、ぜひKopiluwak Coffeeからお取り10せください。









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